どんな番組か
「遊ぶなら何する?」は2019年にMBCで始まったバラエティで、ユ・ジェソクを中心に毎回違う企画を繰り広げる形式です。最初の企画と演出は「無限に挑戦」を長く率いたキム・テホPDが担当し、土曜夕方の時間帯に編成されました。決まった場所や決まったゲームではなく、今回は何をやってみるかが毎回新しく決まる点がいちばんの特徴です。題名どおり、ぼんやりしているくらいなら何かやってみようという姿勢が番組全体の出発点です。
一人の出演者が新しい名前と役柄で毎回違うことに挑む企画型バラエティ。別キャラの仕組みをまとめました。
「遊ぶなら何する?」は2019年にMBCで始まったバラエティで、ユ・ジェソクを中心に毎回違う企画を繰り広げる形式です。最初の企画と演出は「無限に挑戦」を長く率いたキム・テホPDが担当し、土曜夕方の時間帯に編成されました。決まった場所や決まったゲームではなく、今回は何をやってみるかが毎回新しく決まる点がいちばんの特徴です。題名どおり、ぼんやりしているくらいなら何かやってみようという姿勢が番組全体の出発点です。
この番組を説明するときに欠かせないのが、別キャラ、つまりもう一つの人格です。同じ人がトロットの新人歌手、ドラマー、夏の男女混成グループのメンバーのように、まったく違う名前と設定で登場し、出演者も制作陣もその設定を本気で守ります。視聴者はそれがユ・ジェソクだと分かっていながら喜んで設定に付き合い、その共犯関係から笑いが生まれます。トロット歌手ユ・サンスルや混成グループ「サックスリー」のように、別キャラの名前が番組の外でも呼ばれるほど一つのキャラクターとして定着した例もありました。
一回で終わるゲームではなく、数週間から長いときは数か月にわたる企画が複数の回を一つに束ねます。出演交渉、練習、録音、舞台と、実際の仕事が進む順番をそのまま追うので、視聴者は結果よりも過程に愛着を持つようになります。音楽企画が多かったのも、この構造とよく合うからです。一曲ができあがる過程を数週間かけて見た視聴者は、完成した舞台を見るときにその過程を一緒に思い出します。
同じ出演者と演出家が再び組んだことから「無限に挑戦」とよく比べられますが、構造はかなり違います。「無限に挑戦」がレギュラーメンバーの関係で回っていたのに対し、この番組は初期には一人の出演者と、その都度加わる出演者たちで場を作りました。長期企画、音楽特集、真剣な設定を最後まで押し通すやり方など似た手触りも確かにあり、二つの番組を並べて見ると韓国バラエティの流れがどうつながったのかが見えてきます。
番組は時期によって出演構成が変わってきました。ユ・ジェソク一人がいくつもの別キャラで引っ張っていた時期があり、その後はレギュラー出演者が一緒に出る形に変わったこともあります。演出陣も時とともに交代しました。同じ題名でもどの時期を見るかで雰囲気がかなり違うので、初めて見るときはその時期の出演構成を先に確かめておくと混乱しにくくなります。時期ごとの正確な構成は、放送局の公式案内で確認するのがよいでしょう。出演構成が変わるたびに笑いの作り方も少しずつ変わるので、時期ごとに一、二本ずつ見比べてみるのも面白いものです。
回ごとにやることがまったく違うので、順番に見るより興味のある企画を選んで見るほうが合っています。
音楽企画では、本物の歌手や作曲家、演奏者が一緒に参加して完成度の高い作品を作ることが多くあります。そのためバラエティとしてだけでなく、曲ができる過程をのぞく記録として見ても面白さがあります。録音室でのディレクション、編曲が変わる瞬間、舞台の動きを合わせる練習など、ふだんは見られない場面がたくさん出てきます。ただし放送用に編集された過程なので、実際の制作日程や作業量とは違う場合があることは念頭に置いておきましょう。
別キャラは最初から最後まで合意のうえの設定遊びです。出演者が知らないふりをする場面も視聴者と一緒に楽しむ約束に近いので、本当にだますどっきり企画とは分けて見るのがよいでしょう。また当時の流行や話題を題材にした回は、文脈を知らないと笑いどころが見えにくいことがあるので、背景を軽く調べてから見ると役に立ちます。公式チャンネルに企画ごとの短い映像がまとめられていることが多く、本編を選ぶ前に雰囲気を確かめるのにも便利です。
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